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2019春の全国会議開催

全国会議参加者全員で撮影
全国会議参加者全員で撮影

思いを繋げ、次のステップへ

こんにちは!
3月に入り、全国的に春の訪れを告げるような暖かさが続いていて、桜の開花も待ち遠しいですね。

さて、あしなが学生募金事務局では、3月1日(金)~3日(日)に東京都渋谷区・国立オリンピック記念青少年総合センターにて、各エリア・ブロックのリーダーらが一同に会する「2019春の全国会議」を行いました。
会議では、最初に参加者全員であしなが学生募金の歴史や理念を確認したのち、あしなが学生募金事務局が支援を行っている日本とサブサハラ・アフリカ地域の遺児の現状などについて、理解を深めました。また、街頭の皆さまに私たちの想いをより強く伝えるために、事務局長が自分の思いを全体で共有し、参加者は自分の言葉で思いを伝えるきっかけ作りとしてグループ内で議論を行いました。さらに、あしなが学生募金事務局の理念である「共生できる社会」について様ざまな視点から考え・議論を行い、私たちの思いを街頭の皆さまに伝える募金活動を行うための土台づくりを行いました。会議の最後には、参加者全員で写真撮影を行い、お互いの結束力を高め合いました。

2019春の全国会議開催

第97回あしなが学生募金 御礼

あしなが育英会・玉井義臣会長と全国会議参加者で記念撮影

あしなが学生募金事務局では、今回の全国会議において、第97回あしなが学生募金(2018年10月実施)にて皆さまからお預かりした1億376万9425円を、全額あしなが育英会へ寄付いたしました。2日(土)に行われた寄付金贈呈式では、第97回あしなが学生募金事務局を代表して、北海道エリア前局次長の池本充希(北海学園大学3年)が、あしなが育英会・玉井義臣会長へ目録を手渡しました。

2018年度より日本国内の遺児向けに給付型の奨学金制度が始まり、昨年秋にあしなが育英会が全奨学生の家庭の保護者に対して行ったアンケート調査では、「今回の給付型奨学金制度のおかげで進学をすることができた」と回答した家庭が全体の3割に上るなど、給付型奨学金制度の効果が出ている一方で、奨学生世帯の手取りの平均額が146,380円と一般の半分以下であることや、失業率が一般の2.8倍であることも浮き彫りになっています。

あしなが学生募金事務局は、「生まれた国や時代、家庭環境に関わらず、全ての子どもたちが自分の進路を自由に選択することができる社会」を目指し、引き続き街頭での募金活動を通じて全国各地で社会に訴えかけてまいります。皆さまの温かいご支援・ご協力をお願い申し上げます。


【リンク】
あしなが育英会 奨学金制度について(外部ページにリンクします)