2020年10月7日
あしながで活躍する私①
今月は当事務局ではどのような思いをもって活動をしている局員が存在しているのか、なぜ局員として活動するのかを知っていただきたく、全国のたくさんの局員の中から4人にインタビューし紹介していきます。1人目の局員は、福井県の短大生の方です。
北陸エリア・福井ブロック 渡邉みはる 短期大学2年生
みはるさんは、短大で主に生活情報を学ぶ大学2年生。講義では、ビジネス知識をはじめ、プログラミングや語学といった実践的な勉強もしている。
あしながに出会う前
あしながに出会う前、どちらかというと狭い視野の中で生きていたかなと思うというみはるさん。あしながに出会ってからは狭い視野が広がった。何が彼女の視野を広げたのか。インタビューを通してその過程を見ることができたと感じる。
これはみはるさんを通して、読んでくださるあなたが仲間とは何かを考えるものとなってほしい。
頑張る理由
みはるさんははじめ、活動を共にする仲間の中でも、比較的親しい人にしか頼ろうとしていなかった。でもそれだと上手く活動できないと感じ、そこから他の仲間にも頼れるようになったという。関わっていく中で、仲間がたくさんいることを実感することができたから、この活動を頑張るのだと彼女は話す。
仲間との話し合いを通じて信頼関係を築いていったみはるさん。その中で一番印象に残っている、話し合った思い出は、困難な出来事だった。
出来事
みはるさんは現在福井ブロックのブロックマネージャー(ブロック全体のリーダー)を務めている。そんな中、連絡が取れなくなった局員がいた。
そこで自分が所属するエリア全体のリーダーである、エリアマネージャーに、連絡が取れなくなったことで問題が起きていることを伝えた。
エリアマネージャーは、昨年度の福井ブロックのリーダーだった。その為、福井ブロックに関しては卓越して一番理解してくれている人だと思うという。
連絡が取れない局員の役割を仲間と割り振って行おうと考えていたが、こちらで既に把握できているから大丈夫だと、エリアマネージャーはみはるさんを支えてくださった。
けれどエリアマネージャーと話し合いを重ねていたと同時に、あしなが育英会の職員さんや他のエリアの方に出来事を話していた中で、その問題はブロックで解決すべきなんじゃないかと再確認し、そこからもう一度話し合い、最終的に今は役割を埋めることができ、ブロックの任務を遂行できている。
困難な出来事があっても彼女が頑張り続けるのは、この困難は彼女が成長する出来事だったからだと感じる。困難だったこと以上に、エリアマネージャーや他のエリアの局員など、多くの人と関わったことが、彼女が仲間は頼れることを大きく実感した出来事だったのだろう。
彼女はこの出来事を、マイナスなイメージになっちゃうんですけど…と言いつつ話してくださった。それは彼女が成長した出来事だった為、今回のインタビューで話してくださったのだと感じた。
あしなが学生募金とは
最後に、「みはるさんにとってあしなが学生募金とは何ですか?」という質問に対し、彼女はしっかりとこう答えた。
「切磋琢磨していける仲間がたくさんいるところだと思います。やっぱりぶつかり合って、成長していけるものがあるというのを本当に実感したのがこの活動かなぁって思います。部活よりも更に人が多いし、やることも更に多くなってきているんですけど、その中でも成長していける仲間っていうのはたくさんいるなぁっていうことを実感することができました。」
この活動で、仲間がたくさんいることを実感することができたから、彼女は困難があった後である今現在も活動を頑張っている。短大生で最後の1年となっている今年度、力を注ぎたいとも話していたみはるさん。その思いを強く持ち年度末の最後の最後まで、熱く走り切るだろう。
いかがだったでしょうか。読んでくださったあなたがもし、みはるさんのように活動を通して仲間がたくさんいることを実感し、自分を成長させたいと思ってくださったなら幸いです。
あしなが学生募金事務局では、私たちと一緒に活動する大学生・専門学校生を募集しています!私たちの活動にご興味ありましたら、ぜひ下の「局員登録受付中」から詳細をお読みください。
次回は10月14日に2人目の紹介をします。お楽しみに。