2022年2月23日
新役職者紹介【関西エリアマネージャー】
今回は、関西エリアマネージャーを紹介します!
関東エリアは、大阪北、阪和、神戸、兵庫東、兵庫西、滋賀、奈良、京都の8つのブロックで構成されています。
自己紹介
関西エリアマネージャーの荒井菜乃香(あらいなのか)です!4月から大学4年生になります。
関西エリアの中でも、滋賀県を中心に活動しています。大学では、養護教諭になるための勉強(教育や看護)と福祉を学んでいます。趣味は音楽を聞くことです。アイドルが好きです!特にハロープロジェクトの子たちは、歌もダンスも上手で、年が近いのにこんなに頑張っている子がいるんだ!!ってめっちゃ元気貰ってます!!
関西エリア紹介
関西エリアは、全国で1番局員数が多いエリアです。局員数が多い分、活動に対する勢いや熱量はどのエリアよりもありました。
しかし、2020年度から、新型コロナウイルスの影響で、様々な活動に制限がかかってしまい、以前の関西らしさが失われつつあります。
今もなお新型コロナウイルスの感染が拡大している中、思うような活動は出来ないかもしれませんが、どんな形であれ私たちは遺児に進学を届けるために活動しているんだという意思を持って、ひとりひとりが活動することで、以前の勢いや熱量を取り戻していきたいと思います!
活動方針
関西しか勝たん!
~募金額、報道数、局員数、局員継続率、タスク達成率全国1位~
関西は局員数だけではなく、奨学金を借りている奨学生も多いです。つまり、支援を必要としている人が多いということだと思います。支援を必要とする人に、きちんと支援を届けることができるように
・奨学金の基となるご寄付の最高額を目指す
・報道により、街頭で出会った人以外にもあしながを知ってもらう
・活動に積極的に参加してもらう局員を増やすことで、声を上げる母体数を増やす
・円滑に活動ができるように与えられた仕事を100%こなす
ということが必要だと考えました。
支援を必要とする人を最も多く抱える関西エリアは、何においても全国1位である責任があると思います。
座右の銘
「飲水思源」
あしなが運動に対する想い
あしなが運動は、50年以上前に交通遺児への支援から始まり、病気、災害、自死遺児、障がい者家庭、そしてサブサハラアフリカの遺児へと支援の対象を広げてきました。
支援の対象が広がったため、今、私も大学へ通い、夢を追うことが出来ています。約50年間、声を上げ続けてくださった先輩方の努力や、あしながさんの温かさのお陰です。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
沢山の方々のお陰で、進学することが出来ている私に今出来ることは、さらに沢山の遺児へ支援を届けることだと思います。あしながの存在を知らないことや、まだ支援の対象となっていないことで、進学を諦めざるを得ない遺児にも進学のチャンスを届けるために、声を上げ続けていきます。
春募金への意気込み
新型コロナウイルスの影響で、2020年度から3度も街頭募金が中止になってしまいました。
2021年の12月に、短い時間ではありましたが、街頭に立たせていただいたときに、「街頭募金がなかったから、支援の仕方が分からなくて出来なくてごめんね」というような声をかけていただき、街頭募金がなくてもずっと応援してくださることの嬉しさと、やはり私たちが1番多くの方へ声を届けることが出来るのは街頭募金なんだということを実感しました。
実際に、街頭募金では遺児学生自身が、自身の想いだったり、活動を通して出会った自分以外の誰かの声を社会に届けようと声をあげています。出来るだけ多くの方にその声に耳を傾けていただき、遺児家庭の抱える様々な問題や、あしながの存在を知っていただけるように一生懸命声を届けたいです!
最後に
約2年間、新型コロナウイルスの影響で、街頭募金の中止を余儀なくされ、従来とは違う形で活動を行ってきました。思うように声を届けることが出来ない中、遺児家庭の経済的問題はさらに悪化していることがあしなが育英会の調査で明らかになりました。
私は、いつか、すべての遺児が、遺児であることを理由に進学を諦めなくても良いような、自分のしたいことを躊躇なく選ぶことの出来るような社会になってほしいと思っています。このような社会が実現するまで、どんな形であれ、私たちは活動を続けていきます。
遺児家庭以外にも、新型コロナウイルスにより大変な思いをされている方はいると思いますが、遺児家庭の現状にも目を向けてくださると嬉しく思います。