2018年4月15日
あしなが学生募金、ここにスタート!
第96回あしなが学生募金ついに開始!
4月14日(土)にJR有楽町駅前広場で、全国オープニングセレモニーを開催しました。
第96回あしなが学生募金事務局長である河田あかね(三重大学3年)をはじめ、全国9エリアの局次長が一堂に会し、熱い想いを呼びかけました!
また、「あしなが育英会」の会長である玉井義臣さんも参加し、深刻化する遺児高校生・大学生のワーキングプアの問題を改善するために今年度から新たに始まった給付型奨学金の必要性を訴えました。
僕は絶対にあきらめない
今回のオープニングセレモニーには、実際にあしなが育英会の奨学金を利用している2名の高校奨学生も参加してくれました。
熊本県から参加した村上くんは、2年前のこの日に起きた熊本地震をきっかけに学校に通うことが出来なかった時期があったこと、それでも勉強を頑張って大学進学を目指している事、給付型奨学金の開始によって病気の母のそばにいられる時間が増えることなどをスピーチしてくれました。
スピーチの最後には、私たちも背中を押されるような、こんな言葉がありました。
「どんなに苦しくても、努力をすればきっと報われると信じています。僕は絶対にあきらめません」
募金活動に携わる大学生でも、自分のつらい経験を語ることは、本当に勇気の要ることです。スピーチをしてくれた高校奨学生のお2人、ほんとうにありがとうございました!
セレモニーの最後に、学生を代表して事務局長河田あかね(三重大学3年)、首都圏エリア局次長山崎千秋(跡見学園女子大学3年)、北陸エリア局次長中村春花(金沢学院大学3年)、東北エリア局次長水橋誉(東北学院大学3年)、アフリカ・サブサハラ49ヶ国からの留学生を代表してウガンダ共和国出身のイキー・ウォルター(東京日語学院2年)の5名が呼びかけを行いました。
事務局長は「遺児たちは、誰しもがいつか経験する親の死を、周りよりも早く経験しただけ。夢を持ち、それに挑戦するという人としての尊厳を守りたい。親をなくした子どもたちの幸せになる権利を守りたい」と訴えました。
一緒に街頭に立ちませんか?
第96回あしなが学生募金を
4月21日(土)22日(日)28日(土)29日(日)に全国約200箇所の駅頭、街頭で実施します。
集まったご寄付は全額をあしなが育英会に寄付し、半分を日本国内遺児と親に障害がある家庭の子どもたちの奨学金として、もう半分をアフリカ・サブサハラ地域の遺児の高等教育支援金として、いま支援を必要とする子どもたちのもとへ届けます!
皆様のボランティア参加をお待ちしています!