2019年9月30日
第99回学生募金に向けて(前編)
こんにちは!
全国的に朝晩は涼しくなり、過ごしやすい気候となってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、全国のリーダーたちが集った全国会議から約3週間、各エリアでも第99回あしなが学生募金に向けて動き出しています。
そんな各エリアの会議の様子を、各エリアの広報担当が2回に分けてお伝えします。今回は、首都圏・東海&北陸・関西・中四国の各エリアです。
首都圏エリア
(首都圏エリア 神尾)
首都圏エリアでは、2日間に分かれて合計120人程度の新局員が会議に初めて参加しました。
上級生は、新局員の緊張をほぐしたり、これまでの経験を踏まえ、募金活動に参加する”想い”を伝えました。
また、会議では来年4月から始まる「大学無償化制度」に触れ、今後の貧困家庭の進学や課題について考えました。
そして、一般財団法人あしなが育英会の奨学金を借りているアフリカの学生と高校生が、自身の体験や進学の志を新局員へ語りました。参加した局員は当事者としてだけでなく、彼らの想いを代弁する立場であると改めて認識することが出来ました。
東海&北陸エリア
東海・北陸エリアでは、9月21日(土)~22日(日)の2日間、第99回あしなが学生募金に向けた会議を名古屋市内にて行いました。
1日目は、東海エリア・北陸エリアで分かれ、新たに加わった新入生などの仲間との交流を図りつつ、あしなが学生募金の基礎知識を共有し、募金に対する自分自身の想いや、街頭の方々にどういった想いを伝えたいかを考えました。
2日目は、東海・北陸エリア合同で行い、私たちがアフリカを支援している背景や、年間方針やスケジュールの確認・実際の募金当日の動きなど、街頭募金に向けた知識・流れの共有を行いました。また、短期研修でアフリカへ行った局員の話を聞いたりして、具体的かつ身近に支援先のことに対する理解を深めました。
今回の会議には、約70名の局員が参加し、とても熱く、活発な会議となりました!
今回のエリア会議で共有した”熱い想い”を、東海・北陸エリア合わせて14の街頭にて呼びかけます!
10月19日(土)・20日(日)・26日(土)・27日(日)に行われる第99回あしなが学生募金に向け、東海・北陸エリア一丸となって頑張っていきたいと思います!
(北陸エリア 山本)
関西エリア
関西エリアは、9月21日(土)〜22日(日)に大阪市内にて、関西エリアの局員200名ほどが集まり、99回での方針や今後の戦略について話し合いました。
新局員を迎えて
1日目は、今回から新しく入ってきた局員に向けて、学生募金の理念や歴史について学んでいき、学生募金について理解していくと同時に、エリアでの交流の時間を行い、エリア間の交流を深めました。また、関西のリーダーから共有を行い、第99回の関西エリアの方針や目標を確認しました。
AAI制度について理解を深める
2日目は、あしなが学生募金が募金額の2分の1を支援している「アフリカ遺児高等教育支援100年構想」(以下、AAI)の制度や、その支援をなぜ行なっているのかを確認しました。また、AAI制度を受けて国内で学んでいる学生を迎えて、AAI生がどのような想いを持って日本で学んでいるのかを聞き、AAI制度について理解を深めました。
(関西エリア 米澤)
中四国エリア
9月21日(土)~22日(日)に、中四国エリアは第99回あしなが学生募金に向けた準備会議を行いました。この準備会議は、第99回あしなが学生募金の準備だけでなく、第99回から新しく仲間になる新局員への歓迎と説明も兼ねています。
会議を行う前に、集まってくれた不安でいっぱいの新局員たちの緊張をほぐすため、先輩たちと互いに自己紹介をしました。
会議ではまず、あしなが学生募金の歴史を学び、現在の支援先とその沿革を再確認しました。その後、先輩が募金中に経験したエピソード新局員たちに話しました。新局員は自分たちが持つ学生募金に対してのイメージと、先輩が実際に経験したエピソードがかなり乖離していたので、驚いていました。
募金中のエピソードに加え先輩たちは「直接寄付の場に立ち合うことで、自分たちが期待されていると感じ、奨学金の重みが変わった。」「自分たちがいかに周りに支えられているか実感した。」「募金で得られるスキルは社会人にも役に立つ。」と話しました。
1日目の最後には、エリア担当の職員さんから、サブサハラアフリカの壮絶な現状を聞きました。
2日目は、募金の準備と当日の流れを細かく確認し、大学無償化があしなが学生募金に与える影響について議論しました。
最後に、先輩たちが自分が新局員だった頃からの心境の変化を、上級生として新局員に伝え、これから行われる第99回あしなが学生募金に向けた思いを共有しました。
(中四国エリア 千本木)