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ウガンダ研修 三日目

2月10日から2月20日まであしなが学生募金の局員(大学生)11名がアフリカのウガンダで現地の様子などを視察します。
期間中は毎日ウガンダの生の情報をお届けしますので
ぜひお楽しみに!

ウガンダ日記、2月12日担当のひろきです。
子どもたちとの写真

今日は午前中にAAI生のナンパラ・ドリーンの家を訪問し、ウガンダのレインボーハウスに隣接している寺子屋というウガンダの遺児たち(小学生)が勉強するところに行き昼食を一緒に食べました。ウガンダの教育制度は小学校が七年生、中学校が四年生、高校が二年生まであります。寺子屋でしっかり勉強し、地元の小学校に入ってもらうことがここでは最重要事項となっています。
午後はナンサナプライマリースクール(小学校)とアライアンスハイスクール(中学、高校)に見学に行き、ホテルに戻りあしなが育英会の岡崎さんのお話を聞きました。岡崎さんはあしながウガンダを創設し、現在ウガンダで家庭訪問などをしてアフリカ支援に尽力されています。

今日、印象に残ったことは寺子屋での子供たちとの交流と、岡崎さんのお話です。
寺子屋の子供はとても元気いっぱいで自分も元気をもらいました。昼食をとりながら、自分たちの境遇やここに入った理由などを話し、サッカーをして遊びました。自分は英語が得意ではないですが頑張って聞き取ろうとすることで相手も丁寧に伝えてくれました。
岡崎さんのお話では、岡崎さんのあしなが育英会に入るまでのライフストーリーやこれまでどういった経緯でアフリカを支援することになったのかなどを聞くことができました。
最初の方はアフリカ支援についてほとんどの人が反対していて、却下が続きましたが岡崎さんをはじめとしたアフリカに関心を持っている方々が三年間辛抱強く提案し続けたことで、アフリカに支援をすることが決まり今に至ります。
皆さんの中にも、アフリカの遺児なんて支援せずに日本の遺児を最優先にすべきだ、という考えの人がいるかもしれません。ですが、視点を変えると日本の遺児も世界の遺児もただ、国が違うだけで自分もアフリカの遺児のような生活をしていたかもしれないと考えると同じ人間として心の支え、つまりあしながの支援が必要だとは思いませんか?
明日はウガンダの首都であるカンパラという地域に行きます。引き続き、実りのある研修になるように頑張ってまいります。