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秋の全国会議開催!

あしなが学生募金事務局では、9月14日(土)、15日(日)に東京都渋谷区・国立オリンピック記念青少年総合センターにて、各エリア・ブロックのマネージャー(AM・BM)らが一同に会する「2024年度 秋の全国会議」を行いました。
今回の会議では、秋の街頭募金開催に向けて、保護者座談会で「遺児家庭の生の声」を聞いたり、リーダーのスキルアップ研修を行いました。

保護者座談会

あしなが育英会の奨学金を利用しているお子さんをもつ保護者の方へインタビューを行いました。
そこで印象に残ったことは、厳しいときこそ笑顔で過ごすという保護者の方の言葉です。お金は無くなってしまう一方ではありますが、子どもたちに自身の夢を追いかけてほしい、どんな時も家族で笑って過ごしたいという強い思いを私たちに伝えてくださいました。お話を聞くと同時に自分自身のこれまでを振り返り、保護者の方の偉大さに改めて気づくことができました。
ご協力いただいた保護者の方に心より感謝申し上げます。

 

贈呈式

第107回あしなが学生募金にてみなさまからお預かりした”1億863万713円”を、一般財団法人あしなが育英会に寄付しました。
あしなが学生募金事務局を代表して、事務局長の大隅有紗が、一般財団法人あしなが育英会・村田治会長代行へ目録をお渡ししました。また、一般財団法人あしなが育英会・玉井義臣会長とはオンラインでつなぎ感謝と励ましの言葉をいただきました。
【第107回 活動報告】

誰も取り残されない未来へ

第108回あしなが学生募金(秋の街頭募金)は10月19日(土)、20日(日)、26日(土)、27日(日)に行います。
今回の秋募金のテーマは春に引き続き、「誰も取り残されない未来へ」です。
日本の大学進学率は年々上昇し、高校は全入時代になったと言われています。このような社会の中で、高校は大学進学のための準備機関と変わりつつあります。これにより、大卒と高卒の格差は広がり、選択肢の数にも大きな差があります。この社会システムにおいて、取り残されようとしている、または取り残されている子どもたちがいます。それは、私たちが支援している子どもたちです。
病気や災害、自死などそれぞれの理由で親を亡くした子どもたち、親に障がいがあって働くことが困難な家庭の子どもたちにとって、自分の将来を自由に決定することは当たり前ではありません。それは、経済的な原因もあれば、このような家庭環境から生まれる副次的な問題にも原因があります。
彼らは声をあげて良いということすら知らないことが多いです。でも、私たちはそんな彼らの孤独感、将来への不安に寄り添える立場にあります。後輩の代弁者として、「誰も取り残さない未来」の重要性を伝えていきたいです。また、この問題は日本だけでなく、アフリカ諸国も抱えています。
国境を超えて、社会から取り残されている子どもたちの力になりたいと思っています。

「誰も取り残されない未来」に向けて、後輩遺児の代弁者となり全国で募金を呼びかけていきます。秋の街頭募金も応援よろしくお願いします。