「あしなが学生募金、50年の歴史で初の中止」記者発表について
このたび、あしなが育英会・あしなが学生募金事務局は共同で記者発表をおこないます。
記者発表の内容は下記をご参照ください。
コロナウイルス対応 遺児の奨学金ピンチ
病気、災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもの進学を支えるため、1970年から毎年春秋に行ってきた「あしなが学生募金」は今年4月、第100回を迎える予定でしたが、参加する遺児奨学生やボランティアへのコロナウイルス感染や拡散の恐れを考慮して、史上初の中止を決定いたしました。
あしなが学生募金は、毎年春秋に各4日間、全国の主要駅前など約200か所で行っており、参加者は毎回延べ約1万人(年間では延べ約2万人)に達しています。
あしなが学生募金を資金基盤とする「あしなが奨学金」の利用者は、2018年度に返還不要の給付型を新設したことで急増しており、2019年度は、高校、専門学校、大学、大学院を合わせて6,551人、奨学金交付総額は48億2000万円になります。2020年度の申請者はさらに増える見込みで、交付総額は60億円近くになると予想されます。
今春、遺児奨学生らによる街頭募金が出来なくなったことで、あしなが奨学金制度は危機的状況となります。
◇ 記者説明会のご案内 (遺児大学生が訴えます)
・日時 2月26日(水)15:00~
・場所 あしなが育英会本部(千代田区平河町2-7-5砂防会館本館4階)
・出席者 玉井本会会長、あしなが学生募金の中心メンバー(遺児大学生)
プレスリリースは以下からダウンロードいただけます
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